「もの派」の代表的作家・菅木志雄。2つの展覧会とシンポジウムが多摩美術大学で開催
多摩美術大学のアートアーカイヴセンターが、「もの派」を代表する作家・菅木志雄の2つの展覧会とシンポジウムを、多摩美術大学八王子キャンパスで開催する。

多摩美術大学のアートアーカイヴセンター(略称:AAC)は、 「もの派」を代表する作家・菅木志雄の2つの展覧会とシンポジウムを同大八王子キャンパスで開催する。会期は11月8日~29日。
菅木志雄は1944年生まれ。多摩美術大学絵画科(現・絵画学科油画専攻)を68年に卒業し、独自の美術世界を切り拓いてきた。近年はもの派の代表的作家として国際的に活躍し、高い評価を受けていることは周知の事実だ。
これまでAACでは「東京画廊+BTAP所蔵資料 菅木志雄デジタルアーカイヴ」を2024年度に公開。今年度からは「菅木志雄撮影 35ミリスライドデジタルアーカイヴ」を公開する。これを記念して開催されるのが、今回の展覧会とシンポジウムだ。
まず多摩美術大学の研究と展示機能をもつ多面的複合施設「アートテーク(八王子キャンパス)」の1階では、「菅木志雄のペーパーワーク Archives & Recent Works」展を開催。作家蔵の2000年代の未発表ペーパーワーク、AAC所蔵の1970年代後半から1980年代のペーパーワークなどを中心に展示する。

