DIC川村記念美術館、5月から庭園を無料開放へ
3月末での千葉県・佐倉市での運営を終了するDIC川村記念美術館が、5月から庭園を一部開放すると発表した。

3月31日をもって千葉県・佐倉市での運営を終了するDIC川村記念美術館。同館が、5月1日より庭園の一部を縮小して無料開放すると発表した。
開放範囲は美術館周辺および自然散策路を除き、芝生の広場まで。庭園奥のアジサイやシダレザクラ、スイレン池周辺は対象外となる。庭園整備のため4月1日から30日は休園する。また、隣接するグラウンドおよびテニスコートについても引き続き貸出を行うという。
なお美術館の運営終了に伴い、無料送迎バス、東京駅からの高速バスは運行を終了する。
DIC川村記念美術館は今後、東京・六本木の国際文化会館に移転。SANAA設計の常設展示室「ロスコ・ルーム」も含む新拠点を2030年に開館させる予定だ。