日本科学未来館が約半年間の休館へ。26年10月より
東京・お台場の日本科学未来館が、2026年10月1日から約半年間、施設整備工事のため全館休館する。

東京・お台場の日本科学未来館が、2026年10月1日から2027年4月中旬までの約半年間、施設整備工事のため全館休館する。
日本科学未来館は2001年7月に開館。常設展として「世界をさぐる」「未来をつくる」「地球とつながる」の3つのゾーンを持っている。そのほか、トークセッション、ワークショップなど多彩なメニューを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、様々なスケールで現在進行形の科学技術を体験できる。
同館ではこれまでに、2000万人に迫る来館者を迎えてきた。建物および各設備の老朽化が進んだことから、約半年の休館期間を設け、集中的に修繕工事を実施する。
休館中は館外でのイベントをはじめとする科学コミュニケーション活動や、オンラインを活用した情報発信などを強化。具体的な取り組みは、今後ウェブサイトやSNSなどで公開するとしている。
なお、同館では今年4月23日から、ふたつの常設展示「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」がオープンとなる。