2025.8.8

ars●bitのシンポジウム第2弾「アート×ゲームの新潮流をつくる──〈遊び〉と〈芸術〉が融合する世界に向けて」が開催へ

「ars●bit」の第2弾となるシンポジウム「アート×ゲームの新潮流をつくる──〈遊び〉と〈芸術〉が融合する世界に向けて」が、渋谷の404 Not Foundで8月12日に開催される。

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 ゲーム/遊びを軸にあらゆるアートやエンターテインメントを越境していくことを掲げ、これまでにない分野横断型アーティスト・クリエイターの発掘・育成・グローバルチャレンジなどを支援する複合プロジェクト「ars●bit(アーソビット)」。その第2弾となるシンポジウム「アート×ゲームの新潮流をつくる──〈遊び〉と〈芸術〉が融合する世界に向けて」が、渋谷の404 Not Foundで8月12日に開催される。

 「ars●bit」は、2021年よりホテル アンテルーム 京都で毎年開催されている現代アート×インディーゲームの企画展シリーズ「art bit」と、24年7月に東京・渋谷のShibuya Sakura Stageにオープンした新たなインディーゲームの聖地「404 Not Found」との協働によって実施されるもの。文化庁の補助金による「クリエイター・アーティスト等育成事業(文化芸術活動基盤強化基金)」への採択を経て、今年3月に本格始動する運びとなった。

 今回第2弾となるシンポジウムでは、ars●bitプロジェクトの展開状況を踏まえ、「アート×ゲームの新潮流をどう世界に発信するか?」といった新たなるテーマについて登壇者らが討論。また、本プロジェクトの中核イベントとしてホテル アンテルーム 京都で開催中のアート×ゲーム企画展「art bit -Contemporary Art & Indie Game Culture-」(〜8月23日)と、アーティスト・たかくらかずきがキュレーションしたグループ展「キャラクター・マトリクス」(2024年8月30日〜9月16日)とが融合した新たなグループ展「ART BIT MATRIX -TOKSATSU to VIDEOGAME-」(8月29日〜10月19日)も、シンガポールのMIZUMA GALLERYにて開催される。こちらについても、どのような新潮流が巻き起こせるかについてシンポジウムにて議論される予定だ。

 なお、同シンポジウムはたかくらかずき(アーティスト / ART BIT MATRIX共同キュレーター)、高橋洋介(キュレーター)、豊川泰行(ホテル アンテルーム 京都 マネージャー / art bit キュレーター)、中川大地(評論家 / 編集者)、村上雅彦(Skeleton Crew Studio 代表取締役 / 渋谷あそびば制作委員会 代表理事)らが登壇し、モデレーターは石川武志(404 Not Found プロデューサー / 渋谷あそびば制作委員会 理事)が務める。