パープルームはなぜギャラリーをダイエー海老名店に出店するのか。梅津庸一に聞く
アーティスト・梅津庸一が主催するパープルームが、8月25日、ダイエー海老名店にギャラリーをオープンさせる。なぜ、郊外のショッピングセンターにギャラリーを出店するのか。その理由を聞いた。

アーティスト・梅津庸一が主催する共同体・パープルームが、8月25日に神奈川・海老名のダイエー海老名店にギャラリーをテナント出店する。なぜ、郊外のショッピングセンターに出店するのか。その理由を聞いた。

まずは新店舗の立地について確認したい。海老名市は神奈川県央に位置し、人口は約14万人。タワーマンションの建設をはじめとする駅前の再開発や鉄道網の再整備によって、近年は子育て世代を中心に人口の増加が続く。中心駅となる海老名駅は小田急小田原線、相鉄本線、JR相模線が乗り入れており、小田急で新宿へ、相鉄で横浜へ1時間以内に行けるほか、近年は相鉄とJR・東急との直通運転が開始され、渋谷や池袋、乗り入れ先の東京メトロの都心部駅へも乗り換えなしで行けるようになった。ほかにも相鉄新横浜線を経由すれば東海道新幹線の新横浜駅へ、JR相模線でリニア中央新幹線駅の開業が決まっている橋本駅へ1本で行けるなど、首都圏以外へのアクセスも良好な立地といえる。

パープルームが出店するダイエー海老名店は、ペデストリアン・デッキでこの海老名駅に直結しており、徒歩3分ほどで店内にたどり着くことができる好立地だ。