EXHIBITIONS

布施琳太郎「パビリオン・ゼロの資料室」

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
2025.03.11 - 03.23

参考:美術雑誌『ドリーム・アイランド1 特集:大地=根拠』

 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]で、布施琳太郎による展覧会「パビリオン・ゼロの資料室」が開催される。

 2024年度、CCBTアーティスト・フェローである布施琳太郎は、言説なき日本現代美術の内側から「日本の大地=根拠(ground)とはなにか?」をあらゆる手段を通じて問いかけ、拡張されたランド・アートとして制作するプロジェクト「パビリオン・ゼロ」を展開。東京湾に無数に存在する「埋立地」という人工大地を思想的な視点で探究する。このプロジェクトは、市外劇(=ツアー型展覧会「パビリオン・ゼロ:空の水族園」)を中心に、プラネタリウムにおけるアーカイブ映像上映「観察報告:空の証言」、アーティストや建築家、漫画家などによる寄稿文、対談等を集めたリサーチやインタビューをまとめた雑誌『ドリーム・アイランド』刊行の3つの要素により構成されているものである。

 布施の実践における真髄といえる「言葉」による表現は、映像や絵画、あるいはキュレーションなど多彩な手法を操り制作される世界を一挙に拡大し、そして揺るがない根拠を形成してきた。本展は、その真骨頂とも言える本プロジェクト「パビリオン・ゼロ」において生じたドキュメントや記録、作品群を展示する。また本プロジェクトのための美術雑誌『ドリーム・アイランド』を会場で部数限定で配布する。

 出展作家は、米澤柊、板垣竜馬、板垣竜馬、涌井智仁ほか。美術雑誌『ドリーム・アイランド1 特集:大地=根拠』では、椹木野衣、落合陽一、布施琳太郎による記者会見「日本の大地=根拠とは何か?」や魚豊と布施琳太郎の対談が収録されている。そのほか水野幸司、井上岳、伊藤道史、米澤柊、村井琴音も寄稿している。