EXHIBITIONS
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより
アサヒグループ大山崎山荘美術館で「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」が開催されている。
1920年代に思想家・柳宗悦(1889〜1961)らを中心にはじまった民藝運動は、地域や国境、職業や世代を越えた人々の多様なつながりを生み出した。そのなかのひとり、朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)株式会社の初代社長をつとめた山本爲三郎(1893〜1966)は、民藝運動を草創期から支えた人物として知られる。山本のもとに集まった品々は現在、山本爲三郎コレクションとして同館に所蔵されている。
本展は、この山本コレクションから9名の作家(濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉、芹沢銈介、棟方志功、河井寬次郎、黒田辰秋、青田五良、エセル・メーレ)に焦点をあてるものだ。濱田とリーチ、リーチと富本、富本と芹沢と連続的なペアをつくり、各々の作品とエピソードから、彼らの関係をひとつの円環のように浮かび上がらせる。9名それぞれの関係性や意外な共通点、さらにはその円環に派生する人々のつながりを見る。
1920年代に思想家・柳宗悦(1889〜1961)らを中心にはじまった民藝運動は、地域や国境、職業や世代を越えた人々の多様なつながりを生み出した。そのなかのひとり、朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)株式会社の初代社長をつとめた山本爲三郎(1893〜1966)は、民藝運動を草創期から支えた人物として知られる。山本のもとに集まった品々は現在、山本爲三郎コレクションとして同館に所蔵されている。
本展は、この山本コレクションから9名の作家(濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉、芹沢銈介、棟方志功、河井寬次郎、黒田辰秋、青田五良、エセル・メーレ)に焦点をあてるものだ。濱田とリーチ、リーチと富本、富本と芹沢と連続的なペアをつくり、各々の作品とエピソードから、彼らの関係をひとつの円環のように浮かび上がらせる。9名それぞれの関係性や意外な共通点、さらにはその円環に派生する人々のつながりを見る。