EXHIBITIONS
池内晶子「Knotted Silk Thread-Kahin」
gallery21yo-jで、池内晶子「Knotted Silk Thread-Kahin」が開催される。
池内晶子は1967年東京都生まれ。98年に東京藝術大学博士課程を満期退学(単位取得)し、同年に文化庁在外研修でニューヨークへ2年わたる。おもな展覧会は「Knotted Silk Thread-Kahin」(gallery21yo-j、2025)、「池内晶⼦ あるいは、地のちからをあつめて」(府中市美術館、2021〜22)、「atomized / inside out」(gallery21yo-j、2020)など。
本展に際し、池内は以下のステートメントを発表している。
「不思議なことだが、数年前に蓮の花を入れる花瓶または、水瓶のような像が私のなかに忽然とあらわれた。そして、少しずつ変容し、静かに振動しながら私にささやきかけているように感じられる。今回の展示ではそれに応じたい。
そのゆれは浅間山の裾野にある高台できいた音を思い起こさせる。高台は長い石段上にあるため麓の湧水池の水音は届かず静寂につつまれていたが、湧き上がる水とはるか地中の水の振動をかすかに感じた。そこは水を『きく』特別な場所なのだと思う。
gallery21yo_jも高台にある。音や振動が水面に波紋となって可視化されるように、どこかで起こった出来事による波動が宙吊りの絹糸をふるわせると仮定し、みはるかす試みを行いたい」。
あわせて、新作銅版画6点も展示予定。
池内晶子は1967年東京都生まれ。98年に東京藝術大学博士課程を満期退学(単位取得)し、同年に文化庁在外研修でニューヨークへ2年わたる。おもな展覧会は「Knotted Silk Thread-Kahin」(gallery21yo-j、2025)、「池内晶⼦ あるいは、地のちからをあつめて」(府中市美術館、2021〜22)、「atomized / inside out」(gallery21yo-j、2020)など。
本展に際し、池内は以下のステートメントを発表している。
「不思議なことだが、数年前に蓮の花を入れる花瓶または、水瓶のような像が私のなかに忽然とあらわれた。そして、少しずつ変容し、静かに振動しながら私にささやきかけているように感じられる。今回の展示ではそれに応じたい。
そのゆれは浅間山の裾野にある高台できいた音を思い起こさせる。高台は長い石段上にあるため麓の湧水池の水音は届かず静寂につつまれていたが、湧き上がる水とはるか地中の水の振動をかすかに感じた。そこは水を『きく』特別な場所なのだと思う。
gallery21yo_jも高台にある。音や振動が水面に波紋となって可視化されるように、どこかで起こった出来事による波動が宙吊りの絹糸をふるわせると仮定し、みはるかす試みを行いたい」。
あわせて、新作銅版画6点も展示予定。