EXHIBITIONS
2025 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
西宮市大谷記念美術館で「2025 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が開催されている。
イタリア北部の都市ボローニャでは、1964年以降毎年世界で唯一の子供の本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」が開催されてきた。今年は95ヶ国・地域からの出展があり、4日間の期間中に約3万3千人の来場があった。同ブックフェアでは、絵本原画のコンクールが行われており、世界各地から多くのイラストレーターが作品を応募している。5点1組のイラストを用意すれば誰でも応募ができる公募展で、絵本の専門家である審査員たちによって、すでに絵本として発表された作品も未発表のものもすべて公平に審査。入選を機に作家としての一歩を踏み出す人も多く、絵本作家の登竜門として続いてきたコンクールである。
西宮市大谷記念美術館では、このコンクールで入選した作品を紹介する「ボローニャ国際絵本原画展(ボローニャ展)」を、1978年から毎年恒例の展覧会として開催してきた。
今年は89ヶ国・地域から過去最多の4374組の応募があり、日本人6名を含む29ヶ国・地域の76組が入選。今回の展示では、全入選作品を紹介している。近年ますます多様になっているテーマや技法の作品を堪能してほしい。
入選作のほかにも、特別展示としてSM出版賞を受賞したエンリケ・コゼール・モレイラ(ブラジル)、図録の表紙を手がけたシドニー・スミス(カナダ)の作品を展示している。
イタリア北部の都市ボローニャでは、1964年以降毎年世界で唯一の子供の本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」が開催されてきた。今年は95ヶ国・地域からの出展があり、4日間の期間中に約3万3千人の来場があった。同ブックフェアでは、絵本原画のコンクールが行われており、世界各地から多くのイラストレーターが作品を応募している。5点1組のイラストを用意すれば誰でも応募ができる公募展で、絵本の専門家である審査員たちによって、すでに絵本として発表された作品も未発表のものもすべて公平に審査。入選を機に作家としての一歩を踏み出す人も多く、絵本作家の登竜門として続いてきたコンクールである。
西宮市大谷記念美術館では、このコンクールで入選した作品を紹介する「ボローニャ国際絵本原画展(ボローニャ展)」を、1978年から毎年恒例の展覧会として開催してきた。
今年は89ヶ国・地域から過去最多の4374組の応募があり、日本人6名を含む29ヶ国・地域の76組が入選。今回の展示では、全入選作品を紹介している。近年ますます多様になっているテーマや技法の作品を堪能してほしい。
入選作のほかにも、特別展示としてSM出版賞を受賞したエンリケ・コゼール・モレイラ(ブラジル)、図録の表紙を手がけたシドニー・スミス(カナダ)の作品を展示している。