2025.4.23

「クロード・モネ -風景への問いかけ」がアーティゾン美術館で開催。モネ没後100年を記念し26年2月より

クロード・モネの没後100年を記念し、モネの最も重要かつ網羅したコレクションを誇るオルセー美術館から、最高峰の作品40点以上が来日する展覧会「クロード・モネ -風景への問いかけ」が、アーティゾン美術館で開催される。会期は2026年2月7日〜5月24日。

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 東京・京橋のアーティゾン美術館で、クロード・モネ(1840〜1926)の没後100年を記念する展覧会「クロード・モネ -風景への問いかけ」が開催される。会期は2026年2月7日〜5月24日。

 本展は、当初2020年、続いて2021年に予定されていたもの。 印象派の画家、モネの没後100年を記念する2026年、ついに開催されることが決定した。

 本展ではオルセー美術館が誇るモネの作品40点以上を含む約90点に、アーティゾン美術館をはじめとする国内の美術館や個人所蔵の作品を加えた、約140点を展示。風景画家としてのモネの魅力に迫るものとなる。

 モネは、自然光の美しさに魅了されて表現方法を探求し、新しい時代の世界観と詩情の織りなす革新的な風景画を創造した。本展では、ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど、モネの創作を語る上で重要な場所と時代から、画業の発展を丹念にたどる。

 また、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などの表現との関わりから、モネの創作の背景や動機を読み解く。さらに、現代の映像作家アンジュ・レッチアによるモネへのオマージュとして制作された没入型の映像作品も展示される予定だ。