9月開業の「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」。オフィスエリアや商業エリアにフランシス真悟や鈴木康広の作品を設置
9月1日に全体開業を予定している、東京・芝浦の「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」。開業に先駆けて、同施設に設置されているアートが公開された。

9月1日に全体開業を予定している、東京・芝浦の「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」。同施設に設置されているアートが報道陣向けに公開された。設置作品の一部を紹介したい。

本施設のアート&カルチャープロデューサーを務めるのは、東京・青山のスパイラルのプロデューサーを務める小林裕幸。環境に対する中和や、アートが自然に存在することを重視して作品が選ばれている。
昨年、国内初となる大規模個展「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」を茅ヶ崎市美術館で開催したフランシス真悟は、オフィスエントランスのために大型の作品を制作。《Ring of Light》と名づけられたこの連作は、円が人間を、四角が建物を表しており、見る角度によって様々に変化する色をもつ。この5つの平面は、自然哲学にもとづく「木・火・土・金・水」という5つの元素と、それらが互いに影響しながら循環する宇宙観から着想されており、鑑賞者の置かれた状況により様々にその性格を変化させていく。
