KAWSがユニクロ初の「アーティスト・イン・レジデンス」に就任
ユニクロがブランド初のアーティスト・イン・レジデンスとしてKAWSが就任したことを発表した。

ポップカルチャーを再解釈する独自の世界観で知られる現代アーティストKAWS(カウズ)が、ユニクロ初の「アーティスト・イン・レジデンス」に就任した。
ここで言うアーティスト・イン・レジデンスは今回新設されたもので、ユニクロのクリエイティブ活動を包括的に推進する役割を担う。その活動は、新たなコラボレーターの発掘や、クリエイティブコンセプトの提案、Tシャツのデザイン・コンペティションであるUTグランプリ(UT Grand Prix)の推進、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーとのイベントへの参画など、多岐にわたる。
この新たなパートナーシップを通じてKAWSは、Art For Allというユニクロの理念を体現し、すべての人にアートを身近なものとして届ける取り組みを強化する役割を担うという。世界各地の店舗や、ユニクロが提携する美術館で開催されるアートイベントへの参画に加え、ユニクロのLifeWear商品の開発にも関与する。さらに、アーティスト・イン・レジデンスとしてのKAWSの初コレクションは、2025年秋冬シーズンに発表予定だ。
KAWSはこの取り組みについて、「ユニクロ初のアーティスト・イン・レジデンスとして、長年のパートナーであるユニクロとともに新たな一歩を踏み出せることに、とてもワクワクしています。この役割を通じて、アートコミュニティや世界中のクリエイターとつながりを強化し、ユニクロの次世代コラボレーターをプロデュースしていきます。今後、新たなかたちでLifeWearの考え方を体現していくことが楽しみです」とのコメントを寄せている。
KAWSとユニクロのコラボレーションは2016年春夏「UT KAWS」からスタートし、継続的にコレクションを発表してきた。