2025.10.1

国立科学博物館の「寄付つき入館券」が発売開始

国立科学博物館で、2027年の開館150周年を見据えて博物館活動のさらなる充実を図るための「寄付つき入館券」が発売された。

記念品「上野本館」
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 東京・上野の国立科学博物館で、2027年の開館150周年を見据えて博物館活動のさらなる充実を図るための「寄付つき入館券」が10月1日より発売されている。

国立科学博物館

 同企画は、国立科学博物館の上野本館、筑波実験植物園、附属自然教育園の3地区で実施。通常の入館料(630円)・入園料(320円)に寄付を加えた、1000円、500円の2種類が販売される(500円については筑波実験植物園のみ)。購入者には、各地区にてオリジナルの記念品が贈呈されるという。

 なお寄付金は、同館の調査・研究、標本資料の収集・保管・活用、展示・学習支援及び各地区の運営に役立てられる。この機会にぜひ記念品のコレクションも集めてみてはいかがだろうか。

記念品「上野本館」。昭和41年に発行された国立科学博物館 優待券をもとにオリジナルサイズで制作したカードを再現。1964~69年のあいだ、上野本館のエントランス(現・日本館中央ホール)に展示されていたアロサウルスがデザインされている
記念品「筑波実験植物園」。園内の代表的な植物の写真を用いた、トレーディングカードサイズの記念品。裏面には、写真にまつわる担当研究者の思いやメッセージが記載されている
記念品「附属自然教育園」。附属自然教育園で活動する「白金自然写真クラブ」の会員が園内で撮影した写真のカード