EXHIBITIONS
今野健太、ソー・ソウエン、二藤建人、平野泰子「Beyond Reaching You, Beyond Feeling You.」
TEZUKAYAMA GALLERYで、今野健太、ソー・ソウエン、二藤建人、平野泰子による企画展「Beyond Reaching You, Beyond Feeling You.」が開催されている。
以下、本展の展覧会ステートメントとなる。
「近頃、環境問題や戦争、マイノリティ、政治のあり方などについて考えるきっかけが多くありました。価値観が大きく異なる人々が関わりあう事柄はそれぞれの立場からの意見が交錯し、正解を見つけられないでいるように思います(正解が出ないことが正解なのかもしれませんが)。無理やり答えを出そうにも、自分の価値観で意見を述べることで、別の価値観を持つ誰かを傷つけてしまうこともあります。また『個人的には』と意見を述べながらも多方向に配慮しながら話す言葉はどこか自分のもとから離れた回答になるでしょう。
だからこそ本企画では、大きな議題をコンセプトに持つ作品を展示するのではなく、"ふれること"をテーマに据え、あくまで個人の内面的な領域や感覚を中心にした作品を展示します。今回出展する作家4名に共通しているのは、彼らが実際に経験・思考したことから作品が生み出されていることです。自分ごととして、心身を通して生み出されているからこそ、鑑賞者は親しみを感じ、作品を通して自分の内面と向きあう機会を得られるのかもしれません。
作家や作品のシリーズにより、対象や距離が異なるので、鑑賞者の考えが枝分かれしていくこともあるかと思います。
しかし、その広がりこそが本展の意義であり、明確な答えのない問いを、来場者の皆さまとともに探し続けたいと考えています」(展覧会ウェブサイトより)。
以下、本展の展覧会ステートメントとなる。
「近頃、環境問題や戦争、マイノリティ、政治のあり方などについて考えるきっかけが多くありました。価値観が大きく異なる人々が関わりあう事柄はそれぞれの立場からの意見が交錯し、正解を見つけられないでいるように思います(正解が出ないことが正解なのかもしれませんが)。無理やり答えを出そうにも、自分の価値観で意見を述べることで、別の価値観を持つ誰かを傷つけてしまうこともあります。また『個人的には』と意見を述べながらも多方向に配慮しながら話す言葉はどこか自分のもとから離れた回答になるでしょう。
だからこそ本企画では、大きな議題をコンセプトに持つ作品を展示するのではなく、"ふれること"をテーマに据え、あくまで個人の内面的な領域や感覚を中心にした作品を展示します。今回出展する作家4名に共通しているのは、彼らが実際に経験・思考したことから作品が生み出されていることです。自分ごととして、心身を通して生み出されているからこそ、鑑賞者は親しみを感じ、作品を通して自分の内面と向きあう機会を得られるのかもしれません。
作家や作品のシリーズにより、対象や距離が異なるので、鑑賞者の考えが枝分かれしていくこともあるかと思います。
しかし、その広がりこそが本展の意義であり、明確な答えのない問いを、来場者の皆さまとともに探し続けたいと考えています」(展覧会ウェブサイトより)。