フランス近代絵画の巨匠たち：モネ、ルノワールからピカソ、マティスまで

　うらわ美術館で「フランス近代絵画の巨匠たち：モネ、ルノワールからピカソ、マティスまで」が開催されている。

　19世紀から20世紀にかけ、ヨーロッパでは次々と新しい美術の潮流が生まれた。パリには各地から芸術家が集まり、互いに刺激しあいながらそれぞれに独自の画風を追求していた。

　印象派のモネ、ルノワールにはじまり、後期印象派のセザンヌ、象徴主義のルドン、フォービズムのマティス、ルオー、そしてエコール・ド・パリのシャガール、ユトリロ、藤田嗣治、また20世紀を代表する芸術家ピカソなど、彼らの作品は現代の日本においても人気を誇っている。

　本展は、笠間日動美術館の西洋絵画コレクションより、この時代を象徴する画家たちの作品を選りすぐり、17作家24タイトル約100点を紹介。さらに、うらわ美術館の「本をめぐるアート」コレクションも織り交ぜて展示している。

　出品作家は、クロード・モネ、ピエール＝オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、オディロン・ルドン、ピエール・ボナール、アンリ・マティス、アルベール・マルケ、ラウル・デュフィ、ジュール・パスキン、キース・ヴァン・ドンゲン、ジョルジュ・ルオー、パブロ・ピカソ、シャイム・スーチン、マルク・シャガール、モーリス・ユトリロ、マリー・ローランサン、藤田嗣治。