愛☆まどんなによる個展「Star’s Eye」たけだ美術では初開催。作風の変遷と「目の軌跡」を追う
「美少女」をモチーフとして描き続ける現代アーティスト・愛☆まどんな。その個展「Star’s Eye」が、たけだ美術で開催される。会期は7月18日〜8月8日。

たけだ美術で、現代アーティスト・愛☆まどんな(1984〜)による個展「Star’s Eye」が開催される。会期は7月18日〜8月8日。
愛☆まどんなは東京を拠点に活動。2003年に東京都立芸術高等学校美術科デザインコースを卒業後、04年には美学校の会田誠主宰「バラバラアートクラス」にて学び、独自の感性と表現方法を研鑽した。07年より「愛☆まどんな」としてライブペインティングを始め、展覧会、マンガ作品、ミュージシャンやアイドルとのコラボレーションなど、ジャンルを越えた多彩な創作活動を展開している。19年には初のマンガ作品『HAKUA』(Stoke Inc.刊)を発表し、物語性を伴うマルチメディア表現の世界へも踏み出した。

愛☆まどんなの作品の中心には、つねに「美少女」が存在している。このモチーフの設定には、幼少期に抱いた曖昧で鮮烈な身体への憧れや感情が、思春期を経て「美少女」という象徴へと昇華されていったことに起因しており、自身にとっても癒しと救済の対象であるという。鑑賞者はこれらの作品を通じて、どこか懐かしくも新しい感情を呼び起こされるだろう。
本展では、2024年の最近作や未発表作品、国内初公開作品を含めた約15点が展示・販売される。少女の表情、髪型など、愛☆まどんなならではの表現に注目し、約10年におよぶ作風の変遷と、少女たちの目のなかに描かれたモチーフの軌跡にフォーカスするものとなっている。


