2025.7.31

「六本木アートナイト2025」が9月に開催へ。「RAN Focus」では韓国のアーティストを特集

2009年以来、六本木の街を舞台に開催されているアートの饗宴「六本木アートナイト」が、今年は9月26日〜28日の3日間にわたり開催される

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 六本木アートナイト実行委員会が、六本木の街を舞台にしたアートの饗宴「六本木アートナイト2025」の開催を発表した。会期は9月26日〜28日の3日間。

 今年で14回目となる六本木アートナイト。注目のプログラムは、昨年からスタートした「RAN Focus」だ。特定の国や地域に焦点を当て、そこで活躍するアーティストによる作品を披露する本プログラム、今回は韓国を特集する。今年開催されていた「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」(森美術館)でも注目を集めた映像作家のキム・アヨンや、「ベアバルーン」を用いて都市を舞台に親しみやすい作品を展開するアーティスト、イム・ジビンをはじめ、カン・ジェウォン、イム・ジビン、ジン・ヨンソブ、TAGOの6組による多彩なプログラムが六本木の街を彩る。

キム・アヨン デリバリー・ダンサーズ・アーク:0°レシーバー

 さらに、美術館や文化施設、大型複合施設、商店街など六本木全域を舞台に、インスタレーション、パフォーマンス、音楽、映像、トーク、デジタルアートなど、約30組のアーティストによる50以上のプログラムが展開。

TAGO 韓国の鼓動 ドラム・シャーマン

 六本木アートナイト2025の期間中は、森美術館の「藤本壮介の建築:原初・未来・森」は通常通り22時まで開館するほか、サントリー美術館の「幕末土佐の天才絵師 絵金」は26、27日に21時まで開館、21_21 DESIGN SIGHTの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」も26、27日は22時まで開館する。いずれも入館は閉館の30分前まで。

「藤本壮介の建築:原初・未来・森」(森美術館、2025)セクション5:開かれた円環/展示風景 撮影=八代哲弥 画像提供=森美術館