「爆心へ」が自主企画を東京で開催。戦後80年、映像とトークで「爆心」を考える
アーティストとキュレーターから構成される「爆心へ」による上映イベントやトークが、8月15、16日に東京・日比谷で開催される。

アーティストとキュレーターから構成される「爆心へ」による企画が、8月15、16日に東京・日比谷で開催される。
「爆心へ」は、人類最初の核実験であるトリニティ実験、そして広島と長崎への原爆投下から80年を迎えるにあたり、アーティストの新井卓、川久保ジョイ、小林エリカ、竹田信平、キュレーターの三上真理子により発起されたプロジェクト。「爆心」を人間だけでなくすべての生命に対する残虐行為の中心として定義し「すべての 〈爆心〉は地続きである」「〈爆心〉はだれにも所有されない」「すべての〈爆心〉は等しく重みを持つ」という3つのステートメントを提示しながら、芸術、行動、研究、物語を通して「爆心」を語るオルタナティブな形式と方法論を探究している。

「爆心へ」はこの夏、バス「爆心へ」号で広島、長崎、東京をまわり作品制作や上映企画を実施。15、16日には東京の日比谷図書文化館の地下1階コンベンションホール(大ホール)で「<爆心>をめぐる映像作品上映とトークセッション」 を開催する。

