東博の前庭をリニューアルして芝生に。「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」が始動
東京国立博物館が「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」を発表。本館前庭に広がる池を芝生広場へと改修する。

上野の東京国立博物館が「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」を発表。本館前庭に広がる池を芝生広場へと改修し、誰もが快適に過ごせる憩いの場へと生まれ変わらせる。

本プロジェクトは、昨年度策定された「東京国立博物館2038ビジョン」における「みんなが来たくなる博物館」を実現する第一歩として位置づけられている。完成は2027年3月を予定しており、開放的で親しみやすい「新しい顔」として、本館と上野公園をつなぐ空間を創出するという。

新しい前庭では、コンサートやビアガーデンといった多様なイベントの開催も予定。芝生エリアはすべての人が安全かつ心地よく過ごせるようデザインされるという。寄附の受付もすでに開始されており、集まった資金は前庭の改修費用に充てられる。寄附は東京国立博物館のドネーションサイトから行うことができる。
「東京国立博物館2038ビジョン」は、同館の次の100年を見据え「創造力を刺激する博物館」「共に創る博物館」「みんなが来たくなる博物館」「日本と世界をつなげる博物館」という4つの柱を掲げている。


